dadanosukeのブログ

季節の覚書

春のタンポポ、あっという間に綿ぼうし


先日、近くの小道でタンポポの綿ぼうしが並んでいるのを見かけました。タンポポは毎年たくさん見かける花で、ちょっと前に「また今年も咲き始めたな」と思っていたところでした。


そういえば、このところ何かと慌ただしく、道ばたの花を立ち止まって眺めたのも久しぶりだったことに気づきました。あっという間に季節は通り過ぎてしまいます。


花はちょっと見ないとすぐに姿を変えています。満開だった桜も葉桜になり、若々しい葉っぱがつやつやとして元気そうです。また立ち止まって周りを見渡してみようと思います。

酉年なのであたりを見回してみると

年が明けてもうずいぶんとたってしまいましたが、酉年ということで、近所の小道でふだんから見かける鳥たちをもう少しよく見てみることにしました。5メートルぐらいまで近づくと逃げてしまうので、抜き足、差し足、忍び足で接近を試みました。気配に気づいてすぐに飛び立ってしまう鳥もいましたが、中にはこちらを気にしないで、のんびりとくつろいでいる鳥もいて、その場で2~3分見ていました。

道端の木の枝に普段よく見かける鳥が止まっていました。木漏れ日が気持ちいい、いい天気だったので、鳥もくつろいでいるように見えました。ムクドリでした。小学生の息子と参加したバードウォッチング入門講座で絵を描いたことがあるので、唯一覚えていました。

しばらく歩くと、公園の噴水のわきでツートンカラーの小さなかわいい鳥を見かけました。これものんびりした様子で水を飲んだり、丸い噴水の周りをちょこちょこと歩いたりしていました。近づいても気にする様子がないので、3メートルぐらいまで近づいてながめていました。家に帰って調べてみると、ジョウビタキという鳥だったようです。

少し離れた木の枝に小さく丸まっているように見える鳥がいたので、ちょっと望遠にして撮っておきました。近づくと飛んでいってしまったので、種類はわかりません。まん丸い毛糸の玉が枝にのっかっているような感じで、かわいいというか、けなげというか、どこか応援したくなる印象です。近所には、ほかにも何種類か別の鳥がいるようなので、また併せて調べてみたいと思います。

ギザギザ模様の葉っぱを見つけました

 先日、いつもの小道を歩いていると、草むらの中に端っこがギザギザのきれいな葉っぱを見つけました。よく見ると、ギザギザなのは葉っぱの端っこではなくて、葉っぱの模様でした。模様というのもしっくりこないのですが、秋になって色が変わるときに、ギザギザ模様が浮かびあがってきたようです。


 近くには桜の若い木が立っていました。まだ幹の太さが10センチもない細い木で、おそらくその木から落ちた葉っぱだと思います。ただ、木についている葉っぱは、こんなにはっきりとしたギザギザ模様はありませんでした。


 もう少し先には樹齢何百年というような桜の老木が立っていました。たくさん葉っぱが落ちていましたが、全体が黄色や茶色に変わっている葉っぱが多く、若い木の落ち葉のようなギザギザはありませんでした。若い木の葉っぱは、落ちたあとも、老木の葉っぱよりちょっと自己主張が強いのかもしれません。