dadanosukeのブログ

季節の覚書

春です。ヒメオドリコソウに出会いました。


ぽかぽかと暖かくなった日に近くの小道を歩いていたら、見覚えのある小さな花がかたまって咲いているのを見つけました。去年だったか、里山歩きに出かけたときに、植物に詳しい人が名前を教えてくれた花に似ていました。


家に帰って調べてみたら、教えてもらった通り「ヒメオドリコソウ」という花でした。名前のように、踊り子さんが何人も集まって、すらりと立っているような感じがして、しばらく眺めていました。


小道には黄色や青の小さい花たちが、また顔を見せ始めています。春はあちこちで小さな命が芽吹いて、気持ちを明るくしてくれます。野いちごの花らしい白い花も一つ見かけました。今年も赤くてつやつやした甘酸っぱい小さな実をつけてくれるのでしょうか。また楽しみが増えました。

真冬に白いタンポポを見つけました


先日、近くの小道を歩いていたら、道路脇の土手に白い花を見つけました。近づいてみると、花が白いタンポポが、コンクリートの隙間の土のところから生えていました。去年の春にも見かけたシロバナタンポポのようです。


去年はたくさんの黄色い花のタンポポに囲まれながら、一見さみしそうに咲いているのを見かけました。でも真冬のいまは、周りを見ても咲いている花はほとんどありません。花の開き方も7分咲きといった感じです。寒さにまけまいと、2つの花が寄り添っているようにも見えました。


近所の小道には、春になるとたくさんの花が咲いて、なんだか明るい気分にしてくれます。シロバナタンポポも、黄色に比べると少ないですが、仲間がもう少し増えてくるはずです。春はまだ先ですが、今年も黄色いタンポポに囲まれながらポツンと咲くシロバナタンポポを見つけたら、「がんばれよ」と声をかけたいと思います。

たくましいトマトに感謝

 外はもう肌寒く、冬の足音が近づいていますが、我が家のベランダのミニトマトは元気に赤い実をつけてくれています。なんとこのトマト、小学生の息子が学校で一学期から育て、夏休みに家に持って帰ってきて二学期の初めにいったん学校に戻り、再び我が家に戻ってきたものです。


 夏休みに収穫できたトマトは、確か10個もなかったと思います。赤くなったものから家族でいただき、秋には枯れるのかなと思っていました。ところが、妻が愛情とコメのとぎ汁をたっぷり注いで育てたのが良かったのか、トマトは二学期になっても、たくましく育っていきました。


 小さな黄色い花が咲いていたので、おしべとめしべがくっつく受粉の手助けになるかもしれないと思い、ハチや蝶の代わりに指で花をちょんちょんとつまんでみました。その効果があったのかなかったのか分かりませんが、秋も中ごろを過ぎても実がたくさんなっています。まだ小指の先ぐらいの実が2,3個あります。もうすぐ12月ですが、赤くなっておいしく食べられるように育ってほしいです。


 余談ですが、先日、近所で神社の狛犬のような猫を2匹見かけたので、思わず写真を撮りました。まるで奥の家を守っているかのようでした。