dadanosukeのブログ

季節の覚書

近所で見つけた桜の「ひこばえ」

 先日、近所の小さな公園で、桜の根元の近くで咲いている桜の花を見つけました。太い幹から生えてきた短い枝のすぐ先で咲いているので、最初はちょっと変な感じがしましたが、しばらく見ていると、髪飾りのように見えてきて、かわいなと思うようになりました。


 根元の近くから生える若い枝は「ひこばえ」といって、桜だけではないそうです。確かにいろんな木の根元をよく見るようにすると、ほそい枝が生えていたり、花が咲いていたりするのに気づきます。


 あまり根元にたくさん生えると、上の方の枝に養分がいかなくなるので、根元の枝は切って手入れをするのが良いそうです。ひこばえを見つけた桜の木は、上の方の枝も元気に咲いていました。大きく広げた枝の上で咲き乱れる桜も、根元でひっそり咲いているひこばえの桜も、それぞれの味わいがあるものです。

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