いつものようにタンポポがたくさん咲いている小道を歩いていたら、黄色い花が群生している一角がありました。「さすがタンポポは生命力が強いなあ」と思って通り過ぎようとしたところ、タンポポではないことに気づき、立ち止まりました。
ぎざぎざの葉っぱはないし、茎も細い。花自体もタンポポほど厚みがなく、弱い風でもゆらゆらと揺れていました。タンポポのようなたくましさは感じませんでしたが、タンポポにはないみずみずしさを漂わせていました。
周りの草花との相性は、タンポポより、このたよりなくも美しい黄色い花の方がいいように感じました。人間の勝手な感想ですから、自然の中での相性はどうだか分かりませんが…。